フラッシュカードでの語彙指導

高校でフラッシュカードを使うことは少ないと思いますが、やはり具体的な教具があると生徒も注目するもので、高校生も意外と真剣に取り組んでくれました。
使い方はだいたい次のとおり。

<導入>
(1)単語を書いたカードの上に同サイズの白紙カードを重ねておく。
   プリントの「語句」の欄に書いてある順番で未知語を発音する。
   発音からスペリングを生徒に推測させる。(例:「スペイス」→T「“ス”だから?」S「“s”?」T「正解!」)
   白紙カードを語頭から徐々にずらしながらスペリングを少しずつ見せ、スペリングと発音の関係を確認する。
   スペリングを全て見せた段階でカードを黒板に貼る。
   カードの上側にプリント通りのカタカナで発音を、右側に日本語訳を書く。
   生徒はプリントに英単語と日本語訳をプリントに書き写す。
 →このサイクルを当時で導入する全ての単語について行う


<練習>
(2)導入してひと通り発音練習した語彙について、カードを黒板から外して1枚ずつ提示する。
   教師が何も言わず、カードだけを提示して生徒に発音させる。
   この際、提示してすぐに発音させるやり方と、発音を考えさせてから「せーの」で一斉に発音させるやり方の2通りを使う。
   カードの提示はできるだけテンポ良くやり、1つの語に時間をかけずにどんどん発音させる。

(3)カードを一瞬だけ示して発音させる。
   カードを両手で持ち、単語が書いてある面を生徒から隠しておく。
   カードを瞬間的に回転させて生徒に一瞬だけ見せ、すぐに逆回転で裏向けに戻す。
   生徒に発音させる。
   最初は多少ゆっくりめに回転させ、徐々に回転スピードを上げると生徒がムキになって単語を読み取ろうとする。
   回転の方向は、単語面が上を向いて回転するようにする。というのは、下を向いて回転すると生徒には回転中も単語が見えているので簡単になってしまうから。

(4)カードを上下逆さまに提示して発音させる。
   これも上下逆さまで瞬間的に提示する。

(5)カードを縦向きで提示して発音させる。
   同上

(6)カードを生徒に1人1枚ずつ渡し、黒板に書いてある日本語訳のところに貼るよう指示する。
   意味と単語を結びつけることが目的。
   「貼るのがいちばん遅かった人は罰ゲーム」などとしておくと、すみやかにカードを貼りにいってくれる。

<復習>
(7)前時に導入した語彙を、カードを提示して復習させる。
   プリントなどでやるよりもお手軽。


このフラッシュカードは私のソロ・ティーチング用に作っていたものですが、授業後ALTにもワークシートと一緒に渡していました。ALTも生徒がJTEソロの授業でどの程度のことをやっているかがわかってよかったようです。また、ALTがカードを眺めていて「かるたみたいな活動ができないか?」というようなアイデアを出してくれたこともありました。

カードの作成ですが、専用の材料をどこで入手すればよいかわからず、白いボール紙と板マグネットを切って手作りしていました。
(フラッシュカードの原紙の入手先をご存知の方はぜひ教えてください)

  表面  裏面

裏面には、画像では見えませんが、鉛筆で薄く"speak"と書いています。



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