<言語学・言語論>


『日英対照 すべての英文構造が分かる本』 【小泉保(著),2009年,開拓社,2,600円】

L,テニエールが提唱する「結合価文法」の理論に基づき、同じ意味を表す日英語の文の対それぞれの構造を逐一、明解に図示しています。結合価文法というものを、私は本書で初めて知ったのですが、その考え方そのものは平易なものです。特に、品詞間に上下関係を認め、ある品詞を別の品詞へと変換する「転用」という概念は、文法指導の体系化を考える際には有力な手がかりを与えてくれそうです。ただ、応用的な著作なので、結合価文法そのものをきちんと理解するには、もっと別のものも読んで勉強する必要があると思いました。

 

『ミニマリストプログラム序説』 【渡辺明(著),2005年,大修館書店,1700円】

まさに日進月歩で急速に理論が発達しつづける生成文法研究における「ミニマリストプログラム」について、特に統語論のテクニカルな部分でどのようなトピックがhot issuesとなっていて、どのような仮説が提案されているかを手際よくまとめた本です。著者が言うように、これまでになされた生成文法の研究の積み上げをきちんとフォローしていなければ、その最先端であるミニマリストプログラムを理解することはかなわず、実際本書も130ページほどの薄さの中にエッセンスを詰め込んでいるので、少なくともGB時代までの用語や基本的な理論を知らないと、理解するのが難しいと思います。私自身、ここ数年は生成文法についてはあまり勉強していなかったので、本書を読んで自分の知識がまったく取り残されていたことに愕然としました。が、ベースになる知識さえあれば、それほど難渋する必要はないと思われます。生成統語論の刺激的な研究に触れるには格好の一冊です。


『英語習得の「常識」「非常識」』 【白畑知彦(編著)若林茂則・須田孝司(著),2004年,大修館書店,1700円】

副題に「第二言語習得研究からの検証」とあるように、巷で英語学習・習得に関してまことしやかに語られる「俗説」に関して、学問としての言語習得研究の知見からその適否を論ずるという体裁です。一般向けの書籍としては学問サイドに寄っていて硬めの書き方かとは思いますが、そのぶん慎重でバランス感覚のある良識的な記述になっていて、言語習得研究の入門書としてはたいへん優れたものになっていると思います。また、数年前にこの分野を勉強したのだけど…、という人にとっても、最近の研究成果を含めて知識をブラッシュアップするのに適しているのではないでしょうか。


『言語の脳科学』 【酒井邦嘉(著),2002年,中央公論新社,900円】

人間の持つ「言語」という現象のうち、その実在体とされる「言語能力」について脳科学の観点から展開されている研究を概観しています。具体的な現象を取り上げ、チョムスキーの言語観を基本に、これまでの研究結果から解説を行っています。新書とはいえ脳科学の専門的な話題は私には難しく感じられ、充分に理解したとはいえませんが、この分野への入門書としては、たいへんよくまとまっているのではないかと思いました。

『言語獲得から言語習得へ』 【ジュディス・R・ストローザー(著)木下耕児(訳),2001年,松柏社,3800円】

原題は“Language Acquisition After Puberty”で、思春期以後の第2言語習得について、生成文法の立場から論じています。よくあるUG-based SLAの概説書かと思いきや、これがなかなかに高度で、生成文法理論の哲学的側面、あるいは科学論としての側面について、なんとなくかかっていたモヤが晴れた思いがしました。日常私たちが「言語」と呼んでいるものは科学的な実体であるか、といった問いがたいへん興味深かったです。唯一の難点は訳文がきわめて直訳調で読みにくいこと。正確さを期すためなのでしょうが、これなら英語で読んだ方がわかりやすいかも、とすら思ってしまいました。


『新しい日本語学入門』【庵功雄(著),2001年,スリーエーネットワーク,1800円】

日本語のしくみについて、日本語学の立場から書かれた、本格的な入門書。副題に「ことばのしくみを考える」とあるように、単なる言語現象の記述・羅列に終わらず、表面上見られる現象の裏に、どのような仕組み(規則)が働いているのか、にまで読者の考えを発展させようとする著者の姿勢がよくわかります。そのため、素人には敬遠されそうな、原理的な観点に立ち返った記述をしている箇所もかなりあり、専門的に言語の勉強をしたいという人にはありがたい一冊です。ただし、私自身は日本語に関してはド素人なこともあって、本書だけではかなり消化不良の部分が残ってしまいました。他の入門書も併せて読んでいこう、というくらいの気持ちで手に取ってみればよいのではないでしょうか。

『自然科学としての言語学−生成文法とは何か』【福井直樹(著),2001年,大修館書店,2300円】

自然科学の一分野としての言語学を追及する生成文法について、著者が各所で発表した論考や講演などがまとめられています。生成文法の哲学から、ミニマリスト・プログラムのやや技術的な話題まで、わりと専門的。生成文法という研究プログラムが何を考えて動いているのかを、多少なりとも本格的に理解しようと思う向きにはおすすめ。第6章「ノーム・チョムスキー小論」や第7章「日本の理論言語学−教育と研究」は、これだけでも一読の価値あり。

『現代の英文法』【齋藤興雄・佐藤寧・佐藤裕美(著),2000年,金星堂,2600円】

大学初級クラスでの生成統語論の入門テキスト。『学校英文法と科学英文法』(研究社)のアップデート版、といった印象。句構造や移動現象の分析など、生成文法入門書の「定番メニュー」から、最終的にはミニマリスト・プログラム時代の理論のさわりまでを、ごく簡単に紹介しています。しかし、大学の講義での教科書的使用を想定しているためか、独学用の入門テキストとしてはあまりに記述が粗すぎるように感じました。生成文法理論の特長である緻密な「説明」「理由づけ」が本書には現れておらず、「こんな理論があるんだよ」で止まってしまっています。また、充分な定義づけや説明もなく専門用語が唐突に使われている箇所もあり、初学者にはややハードルが高いかと思われます。むしろ、生成統語論をある程度勉強してから、いったん頭の整理をするために読むほうが活用できるかもしれません。

『「日本語論」への招待』【池上嘉彦,2000年,講談社,2800円】

日本語がどのような特徴を持っている言語であるのかを、他言語(特に英語)との比較等を通じて論じています。と言うと「なーんだ」という感じがするのですが、それだけの言葉では括りきれないほど、ひじょうに内容の濃い本です。言語表現、特に意味に関わる側面にどのような特徴があるのか、そして日本語はそれらについてどのような傾向を示しているのかについて、豊富な具体例を伴った考察がなされています。また、認知言語学的な観点からの記述も含まれていておもしろく読みました。言葉というものの捉え方が少し変わるかも?

 

『生成文法がわかる本』【町田健(著), 2000年, 研究社出版, 1900円】

「サルでもわかる〜」のノリの生成文法超入門書。とにかく取っつきやすさを追求しているので、今までに生成文法の入り口でダウンした人も、本書なら付いていけるのでは?ただし、もとが難解な理論なので、本書の役割は、とりあえずこんな理論があるんだよ、こんな問題点があるんだよ、という導入まで。個々の理論の詳細は守備範囲外です。それにしても、「安倍なつみ」はあるくせに「I言語」は無い索引は噴飯モノ!

『入門ミニマリスト統語論』【アンドリュー・ラドフォード(著), 外池滋生・泉谷双蔵・森川正博(訳), 2000年, 研究社出版, 3300円】

Radford,A.(1997).Syntax-A minimalist introduction-(Cambridge University Press)の翻訳版。 ミニマリスト・プログラムに入ってからの生成統語論の概説書です。基本的には統語論のテキストとして編まれているので、ミニマリスト以前の生成統語論の知識はあまり前提とはしていません。概説書とはいっても抽象的な議論が展開されるので、気楽に読むわけにはいきませんが、知的好奇心は満足させられます。最後の方は最新の研究を紹介していて、なかなか挑戦的です。

『日本語の乱れ』【清水義範(著),2000年,集英社,1500円】

日本語論の本ではなくて、言葉にまつわる短編小説集。ただ、小説といっても限りなくエッセイに近いようなものも含まれており、小説家である著者の言葉に対する洞察・感性が至るところにあらわれています。特に標題でもある「日本語の乱れ」や「場所か人か」には思わず「なるほど〜」と納得させられました。逆に、ひじょうに面白おかしく書かれている作品もあり、こちらはゲラゲラ笑いながら読みました。言葉が好きな人にはおススメです。

 

『言語学は自然科学か』【中井悟(著), 1999年, 昭和堂, 3800円】

副題に「生成文法の方法論」とあるように、まさに生成文法が研究を進める際の基本的な理念や考え方といったものについて、豊富な引用をもとに考察しています。個々の言語理論には議論のウェイトがないので、予備知識があまりなくても理解できそう。生成文法の「哲学」を知るにはちょうどよいのではないかと思います。著者自身は生成文法のやり方にはやや懐疑的であるようですが、全般的にフェアな議論が展開されています。

『脳にいどむ言語学』【萩原裕子(著), 1998年, 岩波書店, 1100円】

「言語学」というと、文献研究・理論研究というイメージが強いですが、言語学理論が脳科学と融合することで興味深い事実が明らかになっていることを、具体的な事例を通して紹介しています。著者自身が行っている、事象関連電位を用いた失語症の研究などが豊富に引用されています。特に興味深いのは、生成文法が提唱している理論が、脳科学的な手順によってその妥当性の裏づけを得ている点。自分が直接関わることはなさそうな領域ですが、学習レベルではいろいろと知りたいところです。

『岩波講座 言語の科学6 生成文法』【田窪行則・稲田俊明・中島平三・外池滋生・福井直樹(著), 1998年, 岩波書店, 3400円】

生成文法の解説書としては、私が読んだ中ではいちばんよくできている本。なるべくわかりやすく議論を運び、かつヘタに崩した説明でお茶を濁すこともなく、本格的に理解しようとするなら、たぶん本書がスタート地点になるのではないかと思います。ただし、とある人いわく「<生成文法を解説した本>と<生成文法の本>にはズレがある」そうなので、本書だけでは生成文法を正確に理解できないかも。とゆーか私自身も理解してないような…。

『言語を生みだす本能 上・下』【スティーブン・ピンカー(著), 椋田直子(訳), 1995年, 日本放送出版協会, 各1280円】

超話題作(らしい)The Language Instinct の訳書。基本的に生成文法の立場に立つ著者が、次から次へと言語に関する興味深い事実を提示し、人間には生得的な言語習得メカニズムが備わっていることを論証します。一般向けの本なので著者のユーモアもふんだんに含まれていて読みやすいです。特に生成文法のことを知らなくても、「言語っておもしろい!」と知的な喜びを得られる本であるように思います。ただし、ちゃんと理解しようと思えば、それなりの予習が必要であります。

『認知心理学3 言語』【大津由紀雄(編), 1995年, 東京大学出版会, 3400円】

言語心理学(心理言語学)の概括的入門書。言語に関わる問題のうち、心理学の観点から切り込むことができるいくつかの分野についてアウトラインが提示されています。入門書とはいえ、それなりに高度な議論も含まれており、なかなか歯ごたえはあるように感じました。残念なのは、生成文法の立場に立つ記述が多く、他の理論言語学の考え方がほとんど含まれていないこと。もうちょっと別の理論からの知見も紹介してほしかった!

『20世紀言語学入門』【加賀野井秀一(著),1995年,講談社,660円】

主にヨーロッパに注目した20世紀言語学通史(アメリカへの言及も、もちろんあります)。私としては、構造主義言語学あたりの話がひじょうに興味深く感じました。本書を読んで初めて、「あ、ソシュールってエライ人だったんだ」(爆)というのがおぼろげながらわかったような気がします。新書という体裁ゆえか、あまり個々の理論に立ち入った記述はありませんが、「言語」というものの捉えられ方がどのように変化してきたかを多少なりとも知るのには良い本だと思います。(というより、私が言語学を本格的に勉強してなかっただけなんですけどね…。)

 

『心理言語学への招待』【ダニー・D・スタインバーグ(著), 竹中龍範・山田純(訳), 1995年, 大修館書店, 2900円】

Steinberg, D. An Introduction to Psycholinguisticsの邦訳。心理言語学という領域においてなされている様々な研究を、具体的なエピソードを多く交えながら紹介しています。言語習得や動物の言語能力、手話、言語と思考など広範なトピックを扱っています。著者は反チョムスキー派なので、私としてはそれも興味深いところ。本書の本題ではありませんが、文法訳読式教授法についての肯定的評価は秀逸。この節だけでも一読の価値アリ!?姉妹編ではないが同著者による『心理言語学』(国広哲弥・鈴木敏昭(訳),1988年,研究社出版,4000円)では、より高度な議論が展開されています。

 

『人間の言語情報処理』【阿部純一・桃内佳雄・金子康明・李光五(著), 1994年, サイエンス社, 3600円】

副題は「言語理解の認知科学」。言語に対して認知心理学的な関心から種々の問題について概説しています。自分の研究とは直接の関係がないのでさらっと読み流すしかしていないのですが、引用が多いので、読者がさらに詳細な情報を求めるときにはありがたい本だと思います。言語処理についてこれだけ総合的に記述した文献は日本国内では稀だそうです。

Perspectives on Pedagogical Grammar  【Odlin,T(編), 1994年, Cambridge University Press, 3300円】

タイトルには"Pedagogical Grammar"と入っているが、中身は様々な理論文法の紹介。生成文法や機能文法に始まり、語彙関数文法やら関係文法やら、あまり馴染みの無い難解な理論も紹介しています。本書でそれらを理解しようとするのは無謀かも。ようするに、世の中にはいろんな文法があるんだね、ということがわかればよい、ということでしょうか。

The Antisymmetry of Syntax  【Kayne,R.S.(著), 1994年, The MIT Press, 2500円】

タイトルを直訳すれば「統語の反対称性」。"antisymmetry"というのはどうも著者の造語らしい。Xバー理論それ自体は普遍文法のコンポーネントではないと主張し、代替案として「非対称的なc統御(asymmetrical c-command)」を原理とする線状一致の公理(Linear Correspondence Axiom : LCA)を提唱している本。が、けっこう難解。Chapter4"Word Order"まではなんとかついていけたけど、後半はお手上げ。でもおもしろいので、もちっと勉強してから再トライするつもり。

『学校英文法と科学英文法』【枡矢好弘・福田稔(著), 1993年, 研究社出版, 2000円】

本書の目的は、学校文法を手がかりに科学文法への橋渡しをする、というものらしいが、読んだ印象は「科学英文法入門」といった感じ。基本的には生成文法の理論を紹介する形になっています。個別の言語理論を知るのにはそこそこ手ごろであるようには思いますが、なぜその項目を取り上げるのか、が不明確なので、読んでいて落ち着きの悪さを感じるかも。

Syntax  【Brown,K and Miller,J(著), 1991年, Routledge, 3500円】

英語統語論の入門書としては、わりにわかりやすい。Xバー理論への言及もあるが、特に生成文法にこだわっている感じはしません。本文で370ページほどなので、分量も手ごろかな?実は形態論のところはすっとばして読んだのでえらそうなことは言えないのですが、統語論がどのような考え方をするのかは理解できる本だと思います。

 

『現代言語論』【立川健二・山田広昭(著),1990年,新曜社,1800円】

加賀野井(1995)でソシュールにちょっとばかり興味を持ったのですが、その勢いで珍しく「言語論」に手を出したのがこれ。副題に「ソシュール,フロイト,ウィトゲンシュタイン」とあるように、本書は全体が大きく3部構成となっていて、それぞれ「システム・構造としての言語」「無意識としての言語」「行為・コミュニケーションとしての言語」の立場からの言語論を、キーワードに沿う形で解説しています。かなり抽象的な議論もあって消化不良な部分も少なくないのですが、「言語とは何か」を根本的に考えるきっかけとして、なかなか刺激的でした。

 

『生成文法の基礎』【中村捷,金子義明,菊地朗(著),1989年,研究社出版,3000円】

原理とパラメータのアプローチの枠組みでの生成統語論概説書。生成文法の「統語論」の側面を、けっこう包括的に丁寧に説明しています。個々の理論に入るとなかなか難しい生成統語論ですが、本書の説明を1つ1つ理解しようとすることで、以前よりはだいぶ理解がマシになったのではないかと思います。それでも束縛理論の辺りは、何度読んでもすぐにわからなくなってしまうんですけど…。理論の内容がやや旧いものもあって、それだけは注意しておく必要ありか。

 

『日本語 上・下』【金田一春彦(著),1988年,岩波書店,各700円】

40年に及ぶロングセラーの新版。現代日本語の変化に合わせて内容も大幅に修正したらしいです。日本語文法(国文法)を体系的に学ぶための本というよりは、日本語にまつわる「ことばのエッセイ」集といった感じか。さりげないながらも次から次へと具体的エピソードが繰り出され、ひじょうにおもしろく読めます。読んでいると、日本語という言語が好きになり、それを母語とする自分がなんだかちょっとばかり得をしているような気分がしてきます。これを読めば「日本も英語圏だったらよかったのに…」なんて言わなくなる!?

 

Transformational Grammar 【Radford,A(著), 1988年, Cambridge University Press, 4300円】

「変形文法」時代の統語論をまとめた入門書。600ページを超える分量がありますが、そのぶんデータを豊富に示しながらスモールステップで解説してくれるので、そんなに難解な印象は受けません。もともとXバー理論を理解しようと思って読んだものですが、全体を通じて読んだほうがおもしろい。現在の枠組みとはズレがあったりするので、その辺りは注意しないといけないが、生成統語論がどんなふうに理論を組み立てているか、の「さわり」を知るにはちょうどよいように思います。

『意外性の英文法』【小野経男(著), 1987年, 大修館書店, 1900円】

副題に「学生の質問の意外性に備える」とあるように、学習者の素朴な、それでいて回答が容易でない疑問を取り上げて言語学的観点から分析しています。そうすることで意外に興味深い言語事実に行き当たるという具体例が全編を通じて挙げられており、ひじょうに興味深いです。で、それはいいのだけれど、はっきり言って難解。1970年代の変形生成文法の知見が多く取り入れられており、かなり本腰を入れて読まないと理解できないし、生半可な理解ではすぐにまたわからなくなります。知的満足は保証します。

『思考と行動における言語 原書第4版』【S.I.ハヤカワ(著), 大久保忠利(訳), 1985年, 岩波書店, 2000円】

「一般意味論」の古典的テキストとされる文献。理解しやすいようでいて、なかなか理解できない抽象的な議論が展開されます。言葉によって思考が惑わされる現象をいろいろと指摘し、言葉の使い方にもっと敏感であれ、と呼びかけています…私の理解では(汗っ)「言語が思考を規定する」というのとは少し違う主張であると思います。ピンカーなどは酷評してますが、そんなにおかしなことを言っているようには感じませんでした。


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