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ゲーム制作講座

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アイデアはどこから出るか?

★アイデアはどこにでも落ちている!

さて、ここまでは「ゲームの作り方」について書いてきたのですが、どんなに良い技術を持っていても、アイデアがなければ、おもしろいゲームを作ることが出来ません。私自身、ゲームというのはアイデア勝負だと思っているので、ここがしっかり出来てないと、すごい『だけの』ゲーム(技術が貧弱であれば「つまらないゲーム」)になってしまいます。

そこで、おもしろいゲームのアイデアを考えることになるのですが、結論から言うと、世の中にあるどんなことでもゲームになります。散歩をしても、学校へ行っても、会社へ行っても、その課程に必ずネタがあるはずです。

また、ゲームのアイデアを探す方法として、「何でも得点をつけてみる」ということがあります。例えば、「今日行った電気屋の店員は対応が悪い。60点だ」と得点をつけてみます。それなら、「どうすれば得点を上げることが出来るか?」→「得点を上げるための課程(作業)をゲームにする」といったことが出来ます。上の例では電気屋シミュレーションゲームとか、店員配置パズルゲームとかが考えられます。
世の中全てゲームに出来ると思えば、毎日の生活が少し楽しくなると思いませんか?

★アイデアを拝借する

ゲームのアイデアを出すもう一つのアプローチとして、他のゲームからアイデアを拝借するということがあります。もっとも、これはプロの人がやると大問題ですが、アマチュアがすれば「パロディ」で逃げられます(笑)

私もよくゲームセンターに行ったり、家庭用ゲーム機やパソコンのオンラインソフトで遊ぶのですが、ゲーム作者の性でしょうか、「これはつまらない」とか「自分ならこうするのに」「こうした方がおもしろいんじゃないか」と思うことが結構あります。そう思えばこっちのもので、そのアイデアから1つのゲームとして作ることが出来ます。
ただし、この方法は自分なりのアイデアを上手く組み込まないと、ただのパクリになることがあるので、注意が必要です。まあ、パクリになっても、お金を払わずに思う存分そのゲームを遊ぶことが出来るのですから、それはそれで満足ですね。

★「出来ること」を知る

「アイデアがしっかりしてないと、どんなすごいゲームでもダメである」ということは先程書きましたが、逆に、「どんなすごいアイデアでも、実現できるほどの技術がないと完成できない」ことも言えます。
ゲームを作り始めた初心者が「リッジレーサーみたいなポリゴンをふんだんに使ったレースゲームを作りたい」と考えても無理ですし、「ファイナルファンタジーみたいな壮大なロールプレイングゲームを作りたい」なんて思っても作れません。

ゲームのアイデアが出たら、「どんな技術でそのゲームが作れるか」をまず考え、「自分の技術では(もしくはJavaScriptの技術では)それを作ることが可能か?」ということを考えなければいけません。ここをちゃんと考えていないと、ゲームを作るときに挫折する原因になります。

★逆転の発想

そのままのアイデアでは、あまりおもしろそうではないなと思ったとき、またはそのままのアイデアでゲームを作ることが困難だと感じたとき、全く逆の発想をするのもおもしろいでしょう。例えば受け手←→発信者の関係、観客←→主催者の関係のように、「自分は客だが、お店の人はどんなことをしているのだろう」と考えてみると、おもしろいアイデアが出るかもしれません。

この考え方を適応したのが、拙作「車掌でGO!」です。あのゲームは、本来は本家同様運転手のゲームを作ろうと思っていたのですが(アイデアを拝借!)、運転席からの風景を動かすことがJavaScriptでは難しいと感じ(「出来ること」を知る!)、車掌なら停車時にしか仕事をしないから、風景は動かさなくて済む分楽できるなと思ったところから作ったゲームです。


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