フェーン現象のイメージ図     
風が山肌にあたり、その風が山越えをして下降気流として降りてくると、空気は暖かくて乾いており、その付近の気温が上がる現象をフェーン現象と言っている。
山を上昇していくときは、湿潤断熱線に沿って上昇し、気温減率は5℃/1000mで変化し(実際は6℃/1000mだが、ここでは5℃としておく)、
山を下降していくときは、乾燥断熱線に沿って下降する。気温減率は10℃/1000mで変化する。
このために、山越えした空気は高温になる。
2000mの山では10℃上昇し、1000mの山では5℃上昇する。
台風が日本海を通過するときなどは、日本アルプスの影響でフェーン現象が発生し、日本海側では天気がよくなり気温が上がることがある。
日本の最高気温の記録は昭和8年7月25日、山形市で40.8℃を記録したが、このときは日本海を台風が北上し南西の風が吹いて山形市でフェーン現象が発生し気温が上がった。
夏に、西から北西の風が吹くときは関東地方などではフェーン現象が発生し、天気が良くなりさらに気温が上がり、35℃を越すことがことがある。例:東京都心39.5度 千葉・市原40.2度(2004年7月20日)